届く祈りと届かない祈り

みなさんは

自分以外の人のために祈ることってありますか?

 

そして、その祈りが届いているのかな?と思う事ってあるでしょうか?

 

先日 ハワイのスピリチュアルティーチャー Leilaniと

久しぶりに話したのだけれど、

その中で「届く祈り と 届かない祈り」という話題になったので

みなさんとシェアーできたらなと思いました。

 

ドラマとかでも

大きな事故の後 いろいろな装置を付けられ横になっている患者さんのそばで

「今夜が峠です。我々は 最善を尽くしました。あとはご本人次第」

とお医者様が言っているシーンとかあると思います。

 

おいしゃさんが最善を尽くしても

周りの家族が沢山祈っても

あとは本人次第というか。

 

この時、近い人であればあるほど

本気で祈っていると思います。

 

そして、こんなドラマチックなシーンでないとしても

日常的に私たちは、自分以外の人のために祈るという事を

自然としているように思います。

 

まず、われわれの結論から言うと

届かない祈りはないという事でした。

 

私たちの祈りは必ず 相手の方に届く。

なので、「どうせ届かない」なんて思わず、お祈りしてください。

 

ではなぜかなわない祈りもあるのか。

 

私たちの祈りは

どこまで行ってもその方のサポートです。

その方の力が思う存分発揮できるように、力添えをする感じです。

 

それでも ご自分の人生を生きることができるのは

ご本人のみ。

 

もし、その祈られる方が、ほかのことに力を発揮したかったり

他の悩みを解決したい場合と

私たち祈る側が その人に起こってほしい願いが違う場合は

「あら、私の祈り届いていない。」と見えてしまうのです。

 

祈りとはちょっと違うけれど、

以前エネルギーワークのコースに行ったときに

先生の娘さんが、ある時から学校へ行きたがらなくなりました。

先生は、どうにか娘さんがまた楽しそうに学校へ行くように!と

娘さんの数学の点数が悪いことが娘さんの学校生活へ影響を及ぼしているのだと思い

「彼女の数学の点数が上がる!」というエネルギーを送りました。

しかし、全然点数は上がらないし、それどころか、彼女がそのエネルギーを受け取っている感じがしない。

(エネルギーワークの先生なので、エネルギーを相手が受け取っているかいないか わかるそうです。)

 

そこで先生は、娘さんに聞きました。

「あなたは数学の点数が上がったらうれしいよね?

もっと学校での生活が楽になるよね?」と

 

その時娘さんから帰ってきた言葉は

「わたしは数学の点数がよくなることなんて、全く望んでいない。

それを望んでるのはママだよ。

私はただ、数学ができなくてもそんな私でもバカにしない友達が欲しいの」と。

 

そこでハッとした先生は

娘さんの願うエネルギーを送ったそうです。

その後、娘さんは楽しそうに学校に行くようになったとのこと。

 

祈りもエネルギーも結局は同じことと思えば、

とても分かりやすいと思いました。

 

ここで言いたいのは

ご本人が思っていること、望んでいることと

送る側の祈りが同じなら

それが相まって、効果が目に見える。

 

ご本人の今思っていることと、

送る側の祈りが違う場合は

なかなか結果は見えないかもしれないけれど、

だからと言って、それが意味がないわけではないという事。

 

もし、送る側の祈りが届いていないように感じるのならば、

その祈りは相手の思いを酌んでいるのではなく

自分の願いを祈りのこめている。

かな。 悪いことではないけれどね。

 

今日、あなたは何を祈りますか?

私の祈りが、誰かのサポートになればという思いを込めて。