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IPMNー膵管内乳頭粘液性腫瘍

皆さん、こんにちは。

 

今日は、今回私が体験した病気について書いてみたいと思います。

今回は、IPMNー膵管内乳頭粘液性腫瘍

 

IPMNとはどういうものなのでしょう。

ちょっと長い名前ですが、膵臓にできる腫瘍のことのようで、

膵臓にできるがんは非常に悪性度が高い(生存率が低い)のですが、このIPMNは

良性の時点からすでに悪性の段階までさまざまで、良性から悪性に変化していく腫瘍のようです。

 

例え悪性になっていても、それが膵臓管内にとどまるうちはまだいいのですが、

それが膵管外に出ると悪性度の高いがんになるそうです。

 

だからと言って、良性のうちにさっさと取り除けばいいというわけでもないらしく、

なぜなら、膵臓の手術は大きな手術になることが多く、体への負担も大きくなるため、まだ悪性移行しない段階、する可能性がない段階ではあまり手術を勧められるものでもないようで、様子を見ながら過ごすようです。

 

私の場合ですが、どうやってこのIPMNが発見されたかと言いますと、

自覚症状があったわけでもなく、まったくの偶然で発見されました。

 

以前に書いた

Antisynthetase Syndrome、Anti Jo1-Positiveという疾患のため、ステロイド剤を飲み続けているのですが、私たちのゴールはこのステロイドなしで生活していけるようになること。そのため、去年半年かけてゆっくりとステロイドを0まで持って行くようにしました。

しかしながら、間質性肺炎の方の症状が進んでしまったため、レントゲン、CT検査をしていたら、偶然、膵臓の部分に影が映り、そこから、MRI, 生検検査が始まり、

かなり大きくなった嚢胞の中に複数の腫瘍ができていることがわかりました。

 

自覚症状がないため、本人はいたってのんき。

「へぇ、そうなんですかぁ。でも私痛くもないしぃ。大丈夫でーす。」

って感じ(苦笑)。

 

IPMNですと病院で言われてもいまひとつわからなかったので、インターネットで調べてみると、やはり自覚症状がないので偶然発見される人が多いと書いてありました。

そしてたとえ発見されても、それが私のように即手術となるわけでもなさそうですし。しかしながら、発症してしまうと生存率が低い膵臓のがんを事前に、または極力最小限に抑えることができるという意味でIPMNの段階での早期発見は、かなり有益なことのようです。

 

 

でもね、自覚症状がないとは言うものの、ちょっと考えるとみぞおちのところが横になると痛いとはずっと言っていたんです。

それがAntisynthetase Syndrome、Anti Jo1-Positiveの方の病気と関係あるのかと思っていたのですが、もしかすると膵臓のほうに関係があったのかもしれません。

ようやく落ち着いてきたこの1か月ほどは寝ていても痛みを感じることがないので。

 

後から考えるとという感じなので、100%そうだとはいけないけれど、なんかそれだとちょっとしっくり感じます。

 

また追々、手術前の準備(心と体の準備、持って行って便利だったものとか)

手術後の様子も書いていきますね。

 

どんな時でも自分らしく。こころに平和をもたらせるように。

そんなことを願いながら…。

 

ブログは毎週火曜日、金曜日と毎月1日にお届けします。

 

 

今日も最後までお付き合いありがとうございました。